日本頭頸部外科学会

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耳・鼻・のど・口のがんについて

耳・鼻・のど・口のがんについて

今や日本では男性も女性も、2人に1人ががんになる時代を迎えたと言われています。皆さんの身近にも、なんらかのがんにかかってしまった知り合いの方がいらっしゃるのではないでしょうか。また、皆さんは胃がん、大腸がん、肺がん、男性に特有の前立腺がん、女性に多い乳がんなどは聞いたことがあるのではないでしょうか。これらのがんは日本人の人口10万人あたり100人以上が罹患する疾患です。しかしながら、耳や鼻、のどや口にもがんができることがあるのをご存知ない方も多いかと思います。これらの中で最も多いのどと口のがんを合わせても人口10万人あたりの罹患者数は10~20人程度で、稀な疾患と言えます。鼻や耳に関してはもっと少なく希少癌と呼ばれています。これら耳・鼻・のど・口にできたがんの総称を頭頸部がんと呼びます。各々の疾患については「代表的な病気について」をご覧ください。頭頸部がんの治療は大学病院やがん専門病院、地域の中核病院の耳鼻咽喉科・頭頸部外科にて行われています。日本頭頸部外科学会では、日本中のすべての地域において頭頸部がんの患者さんに適切な医療が提供できるように厳しい研修、そして厳しい試験を課して頭頸部がん専門医の認定を行なってきました(詳しくは「頭頸部がん専門医とは」をご覧ください)。もよりの頭頸部がん専門医、専門施設は「専門医・専門施設を探す」から検索して下さい。あなたの病気に対して最適な医療を提供してくれる頭頸部がん専門医が必ず見つかるはずです。

更新日時:2020年9月1日
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