中咽頭がんは、扁桃腺や舌の付け根、のどの突き当たりの壁、上あごの奥の柔らかい部分にできる癌です。他の頭頸部がんと同様にたばこやお酒が原因でできるがんと、子宮頸がんの原因となるヒト乳頭腫ウィルス(HPV)が原因でできる2種類のがんがあります。日本では1年間に約4600人が新たに診断されますが、最近はHPV関連がんの頻度が増えており約半数を占めています。治療としては他の頭頸部がんと同様に手術、放射線療法、抗がん剤を組み合わせた集学的治療が行われます。
更新日時:2020年11月5日
中咽頭がんは、扁桃腺や舌の付け根、のどの突き当たりの壁、上あごの奥の柔らかい部分にできる癌です。他の頭頸部がんと同様にたばこやお酒が原因でできるがんと、子宮頸がんの原因となるヒト乳頭腫ウィルス(HPV)が原因でできる2種類のがんがあります。日本では1年間に約4600人が新たに診断されますが、最近はHPV関連がんの頻度が増えており約半数を占めています。治療としては他の頭頸部がんと同様に手術、放射線療法、抗がん剤を組み合わせた集学的治療が行われます。