特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会

頭頸部がん専門医制度

資格条件

頭頸部がん専門医申請者は、指導医が常勤する指定研修施設(認定施設および準認定施設)において通算5年以上、頭頸部がんの臨床研修実績を有すること。このうち2年以上は本学会の認定施設において研修を受けていることが必要です。認定施設は複数に及んでも構いません。
※2022年3月をもちまして、認定施設および準認定施設はどちらも「指定研修施設」扱いに変更となりました。

認定施設要件

  1. 日本耳鼻咽喉科学会専門医制度認定施設であり、かつ頭頸部がん全般を対象とする病院であること。
  2. 研修ガイドラインに則り十分な診療経験を得るに必要な数の頭頸部がん症例数(年間新患数100例以上(セカンドオピニオン・緩和ケアを含む))があること。
  3. 指導医が1人以上常勤していること。
  4. 標準的放射線治療等、頭頸部がんの集学的治療実施に必要な関連診療科および設備、院内体制が整っていること。
  5. 頭頸部悪性腫瘍全国登録に参加し登録を行っていること。
    注)参加のみでなく、毎年の症例登録が必須となります。
    日本頭頸部癌学会より「頭頸部悪性腫瘍全国登録」
    日本頭頸部癌学会HP 会員限定サイト

準認定施設登録要件

上記1~5の内、2号(症例数)と4号(放射線治療)に定める要件を満たさない施設を認定施設に準ずる施設(準認定施設)とする。ただし、年間新患数40例、年間頸部郭清術数は10側以上を原則として、最終的には専門医制度委員会で判断する。登録申請、審査、変更、年次報告、保留、資格喪失は認定施設要件に準ずる。ただし、認定証でなく登録証を交付する。

更新日時:2022年12月22日
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